事務代行に資格がいるの?いらないの? 【オンライン事務代行アウトソーシング・サービス 『ジム楽』ブログ】
経理代行、支払代行などのバックオフィス業務の代行サービスをしています、オンライン事務代行アウトソーシング・サポート「ジム楽」の西本です。
事務業務をアウトソーシングする企業が増えているなか、事務代行に資格があるのかと疑問に思われている方もおられると思います。
そこで今回は、事務業務に必ず必要な資格と、知識・スキルの証明と信頼度を上げる資格についてご紹介いたします。
Table of Contents
事務代行に資格がいるのか
事務業務の一部では必要になります。
以下の業務は資格を持っていない人がすると違法です。
・税務業務 税理士
・労働・社会保険業務 社会保険労務士
経理関係の資格
税務業務、労働や社会保険業務には資格が必要ですが、その他の業務には資格は必要ありません。また、経理関係で取得していた方がよい資格をご紹介します。
日商簿記
日商簿記は、日本商工会議所と各地の商工会議所が試験を実施しています。
取得する事で、経理に関する知識がある証明になります。
日商簿記の級位
・3級 : 実務で役立つ経理・会計の基礎知識となります。
・2級 : 財務諸表の数字から経営の内容を的確に理解できます。
・1級 : 経理・会計に関する全ての知識を習得しています。
さらに、1級を獲得すると税理士の受験資格を得られます。
給与計算検定
給与計算検定は、内閣府認可の一般財団法人職業技能振興会が試験を実施しています。
取得する事で、給与計算に関する知識がある証明になります。
給与計算検定の級位
・2級 : 給与明細の作成、年末調整や賞与の計算ができます。
・1級 : 年末調整、社会保険、税務などに関する全ての知識を習得できます。
日商PC検定
日商PC検定とは、日本商工会議所と各地の商工会議所が試験を実施しています。
取得する事で、IT機器を効率的に活用するための知識やスキルの証明になります。
日商PC検定の級位
・Basic : 基本的なワープロソフトや表計算ソフトの操作スキルを使い実務業務に対応ができます。
・3級 : 基本的なIT・ネットワークの知識、スキルを使い自己の業務に活用できます。
・2級 : 実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを使い部門責任者として、業務の効率、業績向上に活用できます。
・1級 : 実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを使いネット社会のビジネススタイルを踏まえ企業責任者又は補佐として、経営判断や意思決定を行う際に活用できます。
ここまで事務作業に必要な資格、あれば良い資格のご紹介をいたしました。
基本的に事務作業をするうえで資格は必要ありませんが、税務業務や労働・社会保険業務では資格がなければ違法行為になるので気を付けましょう。
また、勤務年数が増えると業務内容も幅広くなるので、スキルアップの為にも事務系の資格を取得する参考になれば幸いです。
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