「精算」と「清算」の使い分けはできていますか? 【オンライン事務代行アウトソーシング・サービス 『ジム楽』ブログ】

経理代行、支払代行などのバックオフィス業務の代行サービスをしています、オンライン事務代行アウトソーシング・サポート「ジム楽」の西本です。

仕事をしていると「(せいさん)しましたよ」と相手に伝えることができますが、正しく意味を理解して適切に使い分けが出来なければ業務の支障になる可能性があります。
そこで今回は、同じ読み方をする「精算」と「清算」の意味について記載いたします。

 

精算

【意味】
「金額などを細かく計算する」や「確定する」意味として用いられます。
特に、料金などの過不足を計算し直す際に使われます。

【例文】
・立替経費の「精算」
・交通費の「清算」など

清算

【意味】
「関係の解消」や「はっきりさせる」などの意味として用いられます。
借金の返済完了や今まで付き合いのあった方との関係を終了する際に使われます。

【例文】
・借金を「清算」した
・過去を「清算」するなど

上記の「精算」と「清算」はよく間違われることが多いので正しく使い分けましょう。

 

一緒に覚えておきましょう

もう一つ同じ読み方をする熟語の「成算」と、「精算」や「清算」の対義語にあたる「概算」について記載いたします。

成算

【意味】
「物事を成し遂げる見込み」や「成功させる見込み」の意味として用いられます。

【例文】
・プロジェクトを軌道にのせる「成算」がある
・このプロジェクトは初めから「成算」がなかった

概算

【意味】
「だいたいの数量や金額を計算すること」や「おおまかな計算」の意味として用いられます。
見積りの段階で使われることが多くあります。

【例文】
・修繕費用を概算する
・概算のお見積りはこちらになります

 

ここまで、同じ読み方をする「精算」と「清算」の意味について記載いたしました。
使い分けが難しいかもしれませんが、ビジネスをするうえで意味と適切な使い方を身に付けなければなりません。

 

 

 

自社で行う振込・支払の処理や請求書発行、会計帳簿の作成などの事務作業やバックオフィス業務を効率化したい、減らしたいなどのご要望がございましたら、初期費用ゼロにも関わらず、公認会計士事務所のノウハウで効率的で質の高いサービスをご提供するオンライン事務代行アウトソーシング『ジム楽』までお気軽にお問い合わせください。

Page Top

もう、面倒な作業に悩まないでください!