経理の仕事ってどんなんことをするの?向いている人は?どんなスキルが必要? 【オンライン事務代行アウトソーシング・サービス 『ジム楽』ブログ】
事務や経理の代行のプロフェッショナル、オンライン事務代行アウトソーシング・サポート「ジム楽」のコッティです。
経理の仕事はバックオフィス業務と言われるだけあって会社を影で支える仕事ということもあり、どんな仕事をしているのか分かりくいところがありますよね。今回のブログでは、経理の部門がどのような作業や仕事をしているのかをお伝えします。
Table of Contents
1.経理の仕事の内容による分類
(1)お金の管理に関する仕事
小口現金や金庫に保管している現金の管理や、銀行の通帳や印鑑を管理することです。
(2)お金の入金に関する仕事
得意先に請求書を作成して発送し、その入金・回収を確認することや、お金を銀行などの金融機関から借りてくること、借りたお金の返済に関する仕事です。
(3)お金の支払に関する仕事
買掛金や外注費などの仕入先への支払や、給料や広告宣伝費、地代家賃などの経費の支払に関する仕事です。
(4)お金の動きの記録の仕事
会社から支払をした結果もらった領収書や銀行の通帳などのお金の動きを会計帳簿に入力(記帳)する仕事のことです。これの集大成として年に一回の決算の時には決算作業をして決算書を作成します。
(5)税金に関係する仕事
税金の計算や申告、申告書や届出書などの税務署に提出する書類の作成、税金の支払・納付の仕事です。
2.経理の仕事の頻度による分離
経理の仕事を実施する頻度、すなわち毎日なのか、毎月なのか、3ヶ月や1年間なのかによって、分類することができます。
(1)毎日する経理の仕事/必要のある都度する仕事
小口現金の入出金の管理や、必要があれば各種伝票の作成などです。ケースによっては毎日立替経費の精算をしていることもあるでしょう。
(2)毎月する経費の仕事
得意先である顧客に対する請求書の作成と発送、その入金・回収の確認、仕入先や外注先などの仕入代金の支払、給料や地代家賃などの経費の支払、源泉所得税の計算と支払・納付(毎月納付の場合)、消費税などの税金の納付(必要な場合)、社会保険料の納付、月次決算、立替経費の精算などが毎月する仕事になります。給与や社会保険の計算などを経理で実施するケースも多いです。
(3)年や半年、四半期ごとにする経理の仕事
年に1回するものとしては、会計の決算作業、税金の申告書の作成と申告、法人所得税や消費税などの税金の支払・納付計画や予算の作成などがあります。
また、半年に1回する仕事は、源泉所得税の計算の支払・納付(特例の場合)、消費税などの納付(必要な場合)など、四半期は四半期決算などがあります。
3.経理の仕事に求められる素質やスキル
一般的には以下のようなスキルや素質が経理スタッフには必要です。
(1)経理スタッフに求められる素質
あまりおおざっぱな人は経理部門には向いていません。自分のした仕事が正しいかどうか確認しないと気がすまないような少し慎重な人が、経理の仕事には向いています。
(2)経理スタッフに求められるスキル
会計帳簿を作成するため、記帳のために簿記の知識はある意味で必須と言えます。日商簿記2級レベルをある程度勉強すれば十分でしょう。最近ではクラウド会計ソフトなどある程度自動で記帳をしてくれる便利なツールがあるので、お願いしている会計事務所・税理士事務所とうまく連携すれば、それほど簿記の知識は必要ないかもしれません。
また、税金についての知識、社会保険についての知識もあるに越したことはありません。また、パソコンや会計ソフト、色々なアプリなども使うケースが多いので、IT全般の知識もある程度は求められます。
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