エクセルLEFT関数とMID関数を使って銀行CSVデータの日付を自動で変換して効率化 【オンライン事務代行アウトソーシング・サービス 『ジム楽』ブログ】

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銀行のCSVデータを使って普通預金などのデータを弥生会計などの会計ソフトに取り込む際に、銀行のCSVデータが弥生会計などが求めるデータ形式を満たしていないため、わざわざ手で日付の入力を行っているケースもあるかと思います。そこで、今回はエクセルのLEFT関数とMID関数を使って自動で日付データを作る方法についてお話します。

1.エクセルのLEFT関数で年を切り出す


この例では、AからG列が銀行のCSVデータを貼り付けています。しかし、B列の日付のデータが「2022.7.1」と「.」を利用しており、弥生会計へのデータ取込の際に必要な形式である「2022/7/1」、つまり「/」で年月日の間に挟む形式になっていません。そのため、こんままでは弥生会計にデータ取込ができません。そこで、まずはLEFT関数とMID関数を使って自動で年月日のそれぞれを切り出していきます。


まずは、年を切り出したいK列です。K4セルに「=LEFT(B4,4)」と入力します。これは、B4の日付セルの「2022.7.1」の左(LEFT)から4つ目までを切り出す、という意味です。すると、このようにK4セルに「2022」と年が切り出されます。

2.エクセルのMID関数で月と日を切り出す


次に月を切り出します。L4セルに「=MID(B4,6,1)」と入力します。この意味は、B4の日付セルの「2022.7.1」の左から6番目を起点にして1つだけ切り出す、ということです。すると、L4セルに「7」と月が表示されます。


最後に、月です。M4セルに「=MID(B4,8,2)」と入力します。B4の日付セルの「2022.7.1」の左から8番目を起点にして2つ切り出す、ということです。結果、M4セルに「1」と日付が表示されました。

3.エクセルのCONCATENATE関数で年と月と日を合体させる


そして、CONCATENATE関数を使って年と月と日を結合させると(=CONCATENATE(K4,”/”,L4,”/”,M4))、このようにR4セルに「2022/7/1」と弥生会計に取り込める年月日のデータが完成します。

CONCATENATE関数などにについては下記のブログを参照ください。
年月日データのエクセル入力の効率化とCONCATENATE関数でのデータ結合
弥生会計にエクセルの仕訳データを取り込む方法

 

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