会計帳簿の作成（記帳）などの経理の仕事のスピードアップのコツ 【オンライン事務代行アウトソーシング・サービス 『ジム楽』ブログ】

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会計ソフトへの入力や帳簿の作成などがなかなかスムーズに進まず、会社の経理業務の効率や正確性があまり良くない、などの問題を抱えていませんか？今回のブログは、会計ソフトの入力や帳簿作成などの経理業務のスピードアップと正確性の向上に役立つ内容です。

１．会計ソフトへの手入力や手打ちを極力避けるて帳簿作成（記帳）の効率を上げる

弥生会計などの会計ソフトに銀行の通帳や領収書の内容を手で入力していると、とても労力と時間とエネルギーを必要とします。これを回避するのが効率化の一番の早道です。

（１）銀行やクレジットカードのデータを利用する

今使っている銀行でWeb銀行の登録をすれば、銀行の通帳データはCSVデータというエクセルのようなデータとして、銀行のWebページから簡単にダウンロードできます。月に数千円程度の手数料が発生しますが、大量の取引をひとつひとつ手で入力することを考えると、安いものであると考えられます。あまり動きのない銀行は必要ないですが、少なくともメインの銀行はWeb契約をして銀行データを会計ソフトに取り込むことを強くお勧めします。

（２）現金払いを減らして領収書データの会計ソフトへの手入力を減らす

現金で支払った経費があれば領収書を一枚一枚と会計ソフトに入力することが必要になります。そこで、現金払いを減らすことを考えてはどうでしょうか？クレジットカードでの支払や銀行の口座振替などにすれば、領収書の枚数が減って、手入力の手間と時間を減らすことができます。また、領収書の金額を間違えた金額で入力してしまうと、その間違いが発見され難いという難点も回避できます。

２．勘定科目の選択に悩まずに会計処理のスピードアップ

（１）会計ソフトに標準設定されている勘定科目は多すぎる

弥生会計などの会計ソフトは、たくさんの勘定科目を用意してあります。そのため、どの勘定科目にしたら良いのかを迷ってしまい、時間とエネルギーを無駄に使っているケースも多いかと思います。

ならば、勘定科目は絞ってしまいましょう。

（２）勘定科目を厳密に正しくしないと税務調査などで問題になるのではという問い

勘定科目を間違ってはいけない。これは正しいと言えば正しいです。でも、帳簿作成も効率性と有効性を求められるビジネスの世界の話ですので、その目的に照らして適切なレベルを求めるべきだと思います。

会計帳簿を作成する目的は、大きく二つです。社長などの経営者が会社の経営成績を適切に把握するため、そして、税金の計算を正しくするためです。その目的に達成できる範囲内で勘定科目の正確性を保てば十分ということです。

①社長が経営状況を把握できれば勘定科目は十分に機能する

社長の正確にもよりますが、あまり細かい人はいない、という印象があります。ざっくり経営の状況が分かれば良いですから、勘定科目は、特に迷うことが多い経費の勘定科目は下記程度で十分ではないでしょうか？

・役員報酬・給料・法定福利費・福利厚生費・外注費・交際費・会議費・広告宣伝費・通信費・運賃・消耗品費・修繕費・支払手数料・地代家賃・租税公課・保険料・支払報酬料

②税務署も勘定科目にはそれほどこだわらない

税務署も、それほど勘定科目にはこだわりません。なぜなら勘定科目が多少間違っていても、税金の計算に違いが生じないからです。税金は売上などの収入から仕入や経費などの支払を差し引いた利益（所得）を基にして多少の調整を入れた金額に対して一定の税率を掛けることで計算されます。ですので、勘定科目が多少おかしかったとしても、原則として税務署は気にしないのです。

③勘定科目を決め打ちすると経理業務の効率化アップ

ということで、例えばコンビニでの支払は原則として消耗品費にしてしまう、というのも一つのやり方だと思います。1万円を超えるような特殊なもののみ正確に処理するなどして。

３．分からないことがあっても会計ソフトへの入力を途中でストップしないと経理の仕事の効率性が上がる

勘定科目や処理の仕方が分からない取引があるとそこで会計ソフトへの入力を止めていませんか？もしそうなら、それは会計作業のスピードが落ちている大きな原因となっています。

それを回避するためにお勧めなのが「仮勘定」という独自の勘定を流動資産に新たに作って、不明な取引は、全部いったんここに置いておく、という方法です。こうすると、不明な事項のリストとして仮勘定が機能するので、不明な事項を放置したまま決算などをしてしまうリスクが大幅に減少するので、経理事務の効率性と有効性に大いに効果を発揮します。

自社で行う振込・支払の処理や請求書発行、会計帳簿の作成などの事務作業やバックオフィス業務を効率化したい、減らしたいなどのご要望がございましたら、

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