人材育成で活用される「リスキリング」とは? 【オンライン事務代行アウトソーシング・サービス 『ジム楽』ブログ】
経理代行、支払代行などのバックオフィス業務の代行サービスをしています、オンライン事務代行アウトソーシング・サポート「ジム楽」の西本です。
デジタル時代の到来により企業で注目されるようになったのが、「リスキリング」です。
最新技術の登場、働き方の多様化など人材育成の手段としてニーズが高まっています。
今回は、人材育成に活用される「リスキリング」について記載いたします。
Table of Contents
リスキリングとは
新しい業務に就くため、または現在の業務で必要とされるスキルに適応・獲得をすることをリスキングと言います。
また、リスキングはただ学び直すことではなく、今後も業務で価値を見出し続けるために必要なスキルを学ぶということを強調しています。
リスキリングのメリット
エンゲージメントの向上
企業がスタッフのリスキリングに取組むことで、スタッフのエンゲージメントの向上に繋がり、学習した内容を各スタッフが日々の業務に生かせれば、業務の効率化や生産性の向上になります。
新しいアイデアの発想
リスキリングでは、スタッフに新しいスキルを獲得してもらうため、今までと違った思考力が身に付きます。
そのため、業務フローなどに新しいアイデアを入れる事で業務の効率化にもつながります。
自社対応できることが増える
社内業務に精通しているスタッフがリスキリングをするため、新しく身に着けたスキルや知識をすぐに業務に活かすことができます。
また、リスキリングした内容によっては外部委託していた業務も自社で対応できます。
リスキリングのデメリット
転職リスク
リスキリングによって新しいスキルや知識を獲得したスタッフは、スキルを活かせてより待遇の良い企業への転職を考えてしまいます。
そこで、優秀なスタッフが流出してしまわないためにも、技術職の移行や待遇の見直しなどをあらかじめスタッフと話合いましょう。
モチベーションの維持
リスキリングに取組むなかでスタッフのモチベーション維持が必要です。スタッフの中にはモチベーションの維持が難しく低下する方もおられます。
そのため、モチベーションを維持する仕組みをつくることが最も重要になります。
リスキリングの取り組み方
事業内容と事業戦略に応じたスキルを定める
企業の事業内容と事業戦略によって身につけるべきスキルや知識が異なってくるため、自社の分析を行いリスキリングするスキルを定める必要があります。
研修プログラムの決定
リスキリングに取組むスタッフが効率よくスキルを習得するための研修プログラムを考える必要があります。
また、研修プログラムで使用する教材は自社に合ったものを選びましょう。
アウトソーシングを活用
リスキリングを実施するために、既存業務の効率化や新規の業務に対するスキルや知識を持つ人材確保ができない場合は、アウトソーシングを活用することも有効な手段となります。
アウトソーシングを有効活用することで、既存業務に限らず必要な分野に適切な人材を配置できます。そのため、自社スタッフはリスキリングをする時間の確保ができ、スキルや知識の獲得を促進することができます。
研修プログラムの実施
研修プログラムと教材が決定し準備が整えば実際にスタッフに取組んでもらいましょう。
しかし、実施する時間を決める際はスタッフ貴重な時間を割いてもらうので、スタッフの意見を参考にすることが大事です。
実践で活用
リスキリングで獲得したスキルと知識を業務で実践できるように準備する必要があります。
実践での活用と結果のフィードバックを繰り返し行う事でスキルと知識を磨き続けることが大事です。
ここまで、リスキリングについて記載いたしました。
企業が人材育成の重要性に注目しています。しかし、リスキリングをするまでにスタッフの意見を取組み、既存業務の生産性の低下をさせないためのアウトソーシングの検討など、事前準備をしっかりと行い、スタッフが継続してリスキリングを行える環境を整えましょう。
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