あなたの会計事務所は助成金や補助金のサポートをどれくらいしてくれていますか? 【オンライン事務代行アウトソーシング・サービス 『ジム楽』ブログ】

オンライン事務代行アウトソーシング・サポート「ジム楽」のコッティです。

 

前回のブログでは、あなたがお願いしている会計事務所・税理士事務所がイケてるかどうかについて、会計事務所・税理士事務所のベーシックなサービスを中心にお話しました。

 

今回はさらに踏み込んで、まずは会計事務所・税理士事務所の助成金や補助金のサポートについてお話します。

 

少し悲しくもあるのですが、正直言って助成金や補助金のお話をするのが一番に顧問先である社長などの食いつきが良いです。本業で利益を上げるのにどれほど苦労が伴うかを考えると、しごく当たり前の話なのだとは思います。

 

(1)助成金や補助金の情報提供

通常の会計事務所・税理士事務所であれば、顧問先に対して助成金や補助金の情報を提供しているはずです。しかし、どのような組織が提供する助成金や補助金なのかによって異なってきます。

 

①経済産業省などの国の機関が管轄している助成金や補助金

これは日本全国どこの都道府県であっても一律に同条件で対象となる補助金や助成金ですので、情報を入手するのが比較的簡単です。そのため、このような助成金や補助金の情報については、きちんと顧問先である顧客に適時に伝えている会計事務所・税理士事務所が多いと思います。

 

②県や市などが独自に用意している助成金や補助金

こちらは全国統一基準で実施される助成金や補助金に比して、情報を入手するには手間がかかります。顧客である顧問先の県や市などの自治体のホームページに行って調べる必要があるからです。助成金や補助金の情報が定期的にメールなどで送ってくれる助成金コンサルの会社などもありますが、これも情報が多すぎでかなり注意深く意識して対応する時間を確保しておかないと、正確でタイムリーな情報が取れません。

 

ですので、こちらについてはあまり積極的に顧問先に情報を提供していない会計事務所・税理士事務所が多いのではないかと思います。

 

(2)助成金や補助金の受給のためのサポート

助成金や補助金の情報提供の次は、顧客である顧問先がそれを獲得するのにどれくらいサポートするかというお話になります。

 

①新規集客のための助成金・補助金サポートサービス

これはあくまでも印象としての要素が大きいので必ずしも現実に即しているとは限りませんが、独立開業して間もない公認会計士や税理士で、新規の顧客の獲得を積極的に行っている会計事務所・税理士事務所や、絶え間ない規模の拡大を目指しているビジネスとしてはすばらしいスピリットを持っている会計事務所・税理士事務所は、潜在顧客である社長の食いつきの良い助成金や補助金を獲得するサポートするサービスを積極的にPRして、新規の顧問先を獲得していると思います。

 

②既存顧客の経営を強くするためのサポート

一方で、新規顧問先獲得のためではなく、既存の顧問先のビジネスの応援を主目的として助成金や補助金の獲得サポートを積極的に行っている会計事務所・税理士事務所も存在します。

 

ただし、補助金の獲得サポートは会計事務所・税理士事務所にとってもそれなりにリスクがあります。助成金とは異なり、補助金は申請を出したからといって必ず補助金を受け取れる訳ではありません。審査に通って(採択)はじめて受給できる権利が発生します。助成金の種類にもよりますが、概ね30%前後がメインではないでしょうか。しかも、審査のための書類を作成するのにも相当な労力が必要ですし、助成金ごとに採択される確率を高めるある程度のコツがあるため、たまにしか助成金のサポートをしていないところは顧客の採択の可能性が低くなる傾向があります。

 

そして、申請書類の作成などのサポートで顧問先から着手金をもらっていたとしても、採択されなければコスト倒れとなる可能性が高くなります。

 

ということは、既存の顧問先から十分な顧問報酬をもらっている可能性が高いということです。

 

ということで、今回のブログでは会計事務所・税理士事務所の助成金や補助金のサポートについてお話しました。

 

次回は、節税についてのアドバイスについてお話します。

 

 

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