近年よく見るホワイト企業認定とは? 【オンライン事務代行アウトソーシング・サービス 『ジム楽』ブログ】
経理代行、支払代行などのバックオフィス業務の代行サービスをしています、オンライン事務代行アウトソーシング・サポート「ジム楽」の西本です。
長時間労働、サービス残業やパワハラが社会問題として取り上げられるようなりました。
さらに、そのような企業を「ブラック企業」と言うようになり求職者はブラック企業を避けるために求人サイト、ホームページ、口コミなどを参考に慎重に企業を選ぶ時代となりました。
また、企業を上記のような方法で判断はしますが、実際は入社してみないとわからないものです。
そこで今回は、ホワイト企業としてアピールができる「ホワイト企業認定」について記載いたします。
Table of Contents
ホワイト企業認定とは
一般財団法人日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)によって、企業の取組み評価・表彰する組織が運営しています。
「ブラック企業ではない企業」ではなく、「家族に入社を勧めたい次世代に残しておきたい」企業を「ホワイト企業」と指しています。
また、以下の3要素を併せ持ってこそホワイト企業にふさわしいと言われています。
1,長期にわたって健全な経営を続けられる優れたビジネスを行う企業
2,従業員阿賀安心して働き続けられるために優れた社内統治を行う企業
3,時代のニーズに合わせた従業員の働きがい(エンゲージメント)を高く保つ企業
7つの指標・認定基準
企業のホワイト化に必要になる、取組むべき70設問があります。
ホワイト企業認定では、70設問を7つの項目にわけ総合的に判断・評価をします。
1,ビジネスモデル/生産性
2,ダイバーシティとインクルージョン
3,ワーク・ライフバランス
4,健康経営
5,人材育成/働きがい
6,リスクマネジメント
7,労働法尊寿
取得のメリット
多くのメリットが期待できます。
企業イメージの向上
ホワイト企業認定を取得することで、認証マークが付与されます。
認証マークは、ホームページ、企業パンフレットや求人広告にも活用することができます。
自社課題の明確化
ホワイト財団による7つの指標によって、自社に何が足りないのかが明確化されます。
ホワイト企業の認定に向けて不十分な項目を改善しやすくなります。
人材定着率の向上
7つの認定指標の総合的に判断・評価をしているため、基準を満たすために労働環境の整備は実施しなければなりません。
労働環境の整備に取組むことでスタッフのモチベーションが上がり、ホワイト企業に勤務しているという充実感によって人材定着率の向上が期待できます。
生産性の向上
7つの指標による、「ビジネスモデル/生産性」と「リスクマネジメント」の二項目を満たす必要があります。
調査・確認によって業務フローの見直しをするため、現在の業務内容の課題などが明らかになり継続的に改善することで生産性の向上が期待できます。
顧客満足度の向上
ホワイト企業認定を取得することで、さまざまなシーンで活用することができます。
そのため、認定を企業広告などに認定マークを活用すれば企業の健全な運営をアピールする事が可能になり顧客満足度の向上が期待できます。
採用活動のイメージ向上
近年、求職者の選択肢は増加しました。そのため、企業のことをよく知る為に調べるようになっています。
仕事内容はもちろん、労働環境や福利厚生の充実などにも注目されています。
ホワイト企業認定を取得することで、求職者に向けて自社アピールになります。
取得までの流れ
1,Web審査を受ける
【ホワイト企業認定審査ページ】より審査を受けます。
2,Web審査の結果をフィードバック
各項目が点数で表示され、自社の状況・弱み・強みがわかります。
3,仮認定/書類審査
【1】で認定基準を満たしていた場合は「仮認定」となります。
その後に、書類審査になります。
【根拠書類の提出】
①根拠書類の提出
②労働法遵守証明書の提出
③財務状況証明書の提出
④ホワイト企業認定に係る承諾書の締結
4,認定
・ホワイト企業認定マーク
・ホワイト企業認定証
認定マークは名刺やホームページ等に活用できます。
ここまで、ホワイト企業認定について記載いたしました。
ホワイト企業認定の取得により、企業規模で見られるのではなく企業としての内面の取組みを評価または、アピールすることができます。
また、取得のために継続的に改善を行う事でスタッフのモチベーションが向上、生産性の向上、企業のイメージアップなどが期待できます。
企業として生産性の向上はもちろん、企業内の取組みやイメージアップに力を入れたい方は今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
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